
ヨーロッパから、日本のガレージへ。
1920〜1990年代を中心に、黄金期のヴィンテージバイクを厳選。
フランス・ノルマンディー拠点の専門チームが、調達/書類・通関/梱包/輸送(海上・航空・鉄道)/日本側サポートまで一気通貫。マッチングナンバー確認・高解像度写真/動画の事前共有、到着後の委託販売・アフターケアにも対応します。
📸 写真・動画共有可 | 📑 マッチングナンバー確認 | 🚢 海上・✈️ 航空・🚆 鉄道輸送
選ばれる理由
🏁1920〜90年代専門
フランス/英国/イタリアを中心に、欧州旧車の来歴・弱点・年式差まで把握。年代に即した現実的な提案を行います。
🔎徹底した可視化
フレーム/エンジンのマッチング、高画質写真・動画、稼働状況を明確に共有。遠隔でも納得の判断が可能。
🚚物流を最適化
海上・航空に加え、欧州→アジアの鉄道輸送+最終海上のハイブリッドも提案。納期/コスト/リスクを最適化。
欧州車だけに限らず、日本車の「里帰り」案件(未レストア/部品のみ含む)も対応可能です。ご希望のブランド・仕様をお伝えください。
新着・在庫ピックアップ
フランス国内在庫や入荷予定から一部をご紹介。掲載前の候補も随時ご相談いただけます。
ご成約から納車までの流れ
ご相談
年式・モデル・ご予算・用途・希望納期をヒアリング。日本語で丁寧に対応します。
候補提案
写真/動画/マッチング情報・概算費用を提示。登録可否・部品供給性も併せて解説。
お見積もり
本体・手数料・梱包・輸送・保険・日本側費用を明細化。条件を明確にします。
契約・手配
書類整備、輸送枠確保、梱包実施。必要な実測・追加撮影もこの段階で。
輸送・通関
海上/航空/鉄道の最適ルートで日本へ。到着後はパートナーが受け入れ・保管。
納車・アフター
状態確認、登録支援、委託販売や整備メニューのご案内まで一貫サポート。
提供サービスと品質管理
車両調達・検品
欧州全域のネットワークから、ご希望の国・年代・排気量・スタイル(シングル/ツイン/カフェレーサー等)に合わせて候補を厳選。入手可能性・部品供給・登録実務を加味し、実現性の高い個体のみをご提示します。
書類・来歴の精査
フレーム/エンジンのマッチング、年式整合、主要コンポーネントの世代差、改造や欠品の有無を確認。輸出入に支障のないドキュメント状態を確保します。
梱包・輸送と保険
金属フレーム梱包やパレット固定により輸送時の衝撃・擦過リスクを低減。海上・航空・鉄道輸送から案件に応じて設計します。保険手配もご相談ください。
日本側サポート
到着後の通関、保管、納車、登録支援、委託販売やアフターサービスまで、日本のパートナー工場・販売店と連携し、窓口一本でご案内します。
取り扱いブランド・年代
モトモチ・フランスは、1950〜1990年代のヨーロッパ製ヴィンテージバイク全般に対応しています。フランス(例:Motobécane、Terrot、Peugeot など)、英国(例:Triumph、Norton など)、イタリア(例:Ducati、Moto Guzzi など)をはじめ、具体例は一部であり、ご要望に応じて柔軟に調達可能です。
欧州車に限らず、日本車の「里帰り」(未レストア/部品のみ含む)案件も承ります。オリジナル度・来歴・コンディションを重視し、無理のない整備計画を前提にご提案します。
<調整中/同意待ち> 1) 価格レンジ表現・2) 保証範囲・3) 国内登録の代行可否
よくあるご質問
輸送方法は選べますか?
はい。海上・航空に加え、欧州→アジアの鉄道輸送+最終海上も選択可能です。
標準リードタイムは約30日(鉄道+海上)、海上のみは約3か月、航空は最短ですが費用が高額です。
ご予算・納期・リスク許容度に応じて最適ルートをご提案します。
状態はどこまで分かりますか?
高解像度写真・動画、マッチング情報、可動・始動状況、主要部位の摩耗傾向を共有。必要に応じて圧縮・クリアランスなどの実測も承ります。
日本到着後の登録・整備は?
日本側パートナー工場・販売店と連携し、通関後の保管、登録支援、整備、委託販売、アフターサービスまで窓口一本でご案内します。
支払い条件は?
案件により柔軟に設計します。一般的には着手金+出荷前の残金清算という流れが多く、通貨はEUR/JPYに対応します。
日本車の里帰りも依頼できますか?
可能です。フランス国内での探索から、輸送・通関・国内販売までサポート。未レストア・部品のみの案件もご相談ください。
日本国内パートナー募集
到着後の通関・受け入れ・保管・納車、委託販売・アフターサービスまで担っていただける整備工場・販売店様を募集しています。役割分担・手数料は案件に応じて柔軟に設計可能です。日本全国に対応・現在パートナー募集中と明記しています。
ヨーロッパ製ヴィンテージバイク輸入ガイド(詳しいご案内)
欧州旧車を日本へ――考え方と基本の流れ
ヨーロッパ製ヴィンテージバイクを日本で楽しむためには、出発点である「目的」を明確にすることが成功の近道です。コレクションとして静態保存したいのか、週末の峠道を楽しむ実走志向なのか、あるいは将来の資産価値や希少性を重視するのか。目的によって重視すべき評価軸(オリジナル度、来歴、希少パーツの有無、稼働状態、整備コスト、登録可否、輸送スキーム、保険など)は大きく変わります。
モトモチ・フランスでは、フランス・英国・イタリアを中心とする欧州メーカーの特徴や時代背景を踏まえて、お客様の用途とご予算に合わせた「現実解」をご提案します。例えば、外装の艶や年式相応のヤレをどこまで許容するか、点火・キャブ・電装のアップデートを許容するか否か、希少オリジナル部品の再調達可否など、判断の肝になるポイントをひとつずつ可視化していきます。
基本の流れはシンプルです。ご相談 → 候補提示(写真・動画・マッチング情報・概算) → お見積もり → 契約・手配 → 輸送・通関 → 納車・アフター。各段階で必要な意思決定は私たちが日本語で丁寧にご案内し、遠隔でも齟齬なく進められるよう、ドキュメントとメディアを充実させています。
年式・メーカー別の“らしさ”と選定の勘所
1950年代は戦後直後の技術と文化が結晶化した時代で、シンプルな単気筒や堅牢なフレーム設計が魅力です。フランス勢ではMotobécaneやTerrot、Motoconfort、Magnat Debonなどが代表的で、質実剛健かつ扱いやすい個体が多く見つかります。英国車はトライアンフやノートンの名が知られていますが、整備履歴や電装のアップデートの有無を丁寧に押さえることが大切です。イタリア勢では、軽快なハンドリングとエンジンフィールに“らしさ”が宿り、外装の意匠も高い満足感をもたらします。
1960年代〜70年代は技術進化が加速し、足回りやブレーキ、点火系の世代差が乗り味に直結します。オリジナル尊重派であっても、安全性を損なわない範囲のアップデート(ライニング、タイヤ規格、電装の信頼性向上など)は現代の道路環境では現実的な選択です。80〜90年代は部品供給や整備性の優位があり、実走志向のエントリーとしても適しています。
選定では「来歴」「現状の素性」「再現可能性(部品・技術)」の3点を重点確認します。マッチングナンバーの確認、改造履歴の整合、部品の代替入手やリプロの品質、専門工場の手当て可能性。これらを予めテーブル化して共有し、「買ってから悩む」を徹底して排除します。
可視化の作法:写真・動画・実測と“納得の合意”
遠隔取引で最も重要なのは「納得の合意」です。外装・フレーム・エンジン・足回り・電装・吸排気などの要所を、高解像度写真と動画で共有し、気になるポイントは拡大・角度を変えて追加撮影します。さらに、必要に応じて圧縮やクリアランス、電圧・抵抗などの実測値を出し、言葉では伝わりづらい部分を数値化します。こうして双方の前提を揃えてから意思決定することで、到着後のギャップを最小化できます。
美観についても、塗装の経年やクロームの点錆、アルミの曇り、配線の年式相応の劣化など、写真に写りづらい質感はテキストで補足します。オリジナルペイントを活かすのか、レストア前提で最終的に仕上げるのか、方向性を合わせてから次工程へ進みます。
輸送と梱包:海上・航空・鉄道の使い分け
海上輸送はコスト効率に優れますが、リードタイムは最長になります。航空は最短ですがコスト高。そこで、欧州からアジアへは鉄道輸送を挟み、最後を海上とするハイブリッド案も有力です。全体コストを抑えつつ、天候や港湾混雑のリスクを分散させられます。案件ごとに納期・コスト・リスクのトライアングルを見える化し、ベストバランスをご提示します。
梱包は金属フレームや堅牢なパレット固定、接触防止の養生を徹底し、輸送中の擦過・振動によるダメージを最小限に。フェンダー・タンク・カウルなどの外装部位は保護材を多層化し、可動部は固定・断線防止を施してから積み付けます。輸送保険についてもプランをご案内可能です。
通関・登録・日本側サポート(パートナー募集中)
日本到着後は、通関→受け入れ→保管→納車の導線を、日本の提携工場・販売店と連携して進めます。現時点ではパートナーを募集中で、地域性や得意領域(登録、整備、板金塗装、販売)に応じて役割分担・手数料を柔軟に設計します。お客様には窓口一本化でご案内するため、コミュニケーションの手数も減り、意思決定がスムーズです。
登録実務では、年式・書類の整合・車体の状態に応じた要件を整理し、必要な整備や検査項目を前もって洗い出します。旧車は個体差が大きいため、一般化できる箇所と個別対応が必要な箇所を切り分け、無理のない計画を立てることが安定した納車につながります。
“フランス車を日本へ”の価値――文化と物語を届ける
フランスのモーターサイクル文化は、華美さよりも“生活と職人仕事”に根差した質実剛健さに特徴があり、欧州大陸の広い道路環境と町並みによって形作られてきました。MotobécaneやTerrot、Motoconfort、Magnat Debonといったブランドは、その時代の技術水準と美意識を映し出す存在であり、日本のクラシックシーンにおいても“らしさ”がはっきり伝わる個体が少なくありません。
私たちが届けたいのは、単なるモノ以上のもの――「当時の人たちは、どんな生活と価値観でこのバイクを選んだのか」という文脈です。整備や部品の選定ひとつにも、当時の思想や地域性が宿ります。写真や動画だけでなく、文章でも背景をお伝えし、所有の満足を深めていただけるよう心がけています。
よくある失敗と、避けるためのポイント
よくあるのは、見た目の綺麗さだけで判断してしまうことです。旧車は“触るほど新しくなる”一方で、“触った履歴”が残ります。塗装を含む外装仕上げが現代的すぎると時代感が薄れますし、逆に当時物に拘り過ぎると実走時の安全や快適性を損ねることもあります。そこで私たちは「時代感」と「現代性」のバランスを提案します。
もう一つは、部品供給の読み違いです。希少部位の代替やリプロ品質、専門工場の負荷状況など、紙の上では見えない現実を事前にチェックします。これは“買ってから考える”のではなく、“買う前に考え尽くす”アプローチで、遠回りのようで最短ルートです。
お問い合わせのコツ(最短で良い出会いを作るために)
ご相談時は、用途(実走/展示/資産性)、希望年式レンジ、排気量帯、予算帯、希望納期、重視するポイント(オリジナル度、整備履歴、外装の時代感など)をお伝えください。該当する在庫・候補を素早く引き当て、写真・動画・概算とともに具体的な選択肢をご提示します。日本語での対話はもちろん、フランス側でも現地時間に合わせて柔軟に対応します。
モトモチ・フランスは、単なる輸入代行ではありません。お客様の「物語」と出会うこと――それが私たちの仕事です。ぜひ一度、気軽に声をかけてください。